R+house(アールプラスハウス)静岡清水・富士、空間工房LOHASスタッフの福井です。
まだ県外外出が可能だった2月、東京都現代美術館へ。
ミナペルホネンの企画展『つづく』へ行ってきました。
(初めて目にしたのは“エッグバック”。布地のデザインと世界観に惹きつけられたのを覚えています。)
圧巻だったのは、歴代のdressが並べられたブースでしたが、
どうしても仕事がら面白いと思ったのは、曲線だけで作られた住宅スペース。エスカルゴのような1LDKが出来上がっていました。
その中には、曲線の造作キッチンが・・
中に入ることもでき、進んでいくと
バスルーム。入口には、ミナのテキスタイルがアクリルパネルに挟まれて扉になっています。
曲線キッチンはなかなかハードルが高いですが、これは一般住宅でも取り入れられるのでは・・と想像しながら楽しみました。
(実はこのセット、2階建て。階段も木製の螺旋階段!!しかも、美術館内です)
LOHASの住宅では、造作建具を多用しています。
主にシナ合板で作成することが多く、経年変化はありますが、建材に比べ温かみを感じる扉に仕上ります。
格子を入れて光が通るように。
表面に和紙を貼って、彩や風合いをプラス。
お気に入りのガラスをはめ込んだり。
シナやヒノキ・タモなど無垢材をいっぱい感じられるLOHASの新しいおうちができました。こちらもご覧ください。 →
建具ネタで、もう一つ。
以前、瀬戸内海の直島で、廃材となってしまう建具を利用したアート作品に出会いました。
廃校と廃材建具で、面白い空間に。
様々な世界観がいい刺激になります。