R+house富士(アールプラスハウスフジ)、空間工房LOHASスタッフの福井です。
今回も前回に続き、携わらせていただいたお宅の“自己満足”ポイントをご紹介。
①どうしても見たかったペンダントライト×2
1.)綺麗なニュアンス色が揃う小ぶりなペンダントライトを対面キッチンに色違いで並べたい・・という図面上の私のイメージをご提案。(照度という機能より、装飾という効果を期待して。)
色味はお施主様にお選びいただき、優しいブルーグレーとアイボリーが並びました。
2.)初期打合せ書類のお施主様希望イメージ資料の中にあった『丸いダイニングテーブルとペンダントライト』の写真。できた間取りは吹抜けでしたが、どうしてもこのイメージを叶えたくアイアンで片持ち材を造作。片持ち材も含めて空間を演出しています。
②あらためて、空間のバランスを考えさせられる
天井高2200の縦ラインとキッチン3600の横ライン、人がキッチンに立った時の目線、器具のボリューム・・・工事中に器具を持込み、お施主様と取付け位置やロープの長さなどバランスを確認。仕上りを見た時に、思わずため息が出ました。
(こちらは自己満足ではなく、お施主様の想像力と感性に感化させられた1例です)
③主張と統一感のバランスに満足
タイルで仕上げたコンロ横の壁。馴染むものより空間のポイントとなるような物を検討し、お施主様が選ばれたのはマットなダークグレー。色・質感共に主張するこのタイルに、カーテンやロールスクリーンの色味を合わせて空間に統一感を。
ちなみに、主張タイプのペンダントライト(ダイニング)には、バランスを期待し、同じデザイン型違いのシーリングライト(リビング)を取付けました。
④実現したかった“柄物タイル”
LOHASでもよくキッチンや洗面所回りをタイルで仕上げるのですが、採用されるのは、色味はあってもやはり無地であることが多い。
でもカタログやサンプルを見ていると・・柄物も見てみたい。
きっと、ヒノキ床と塗り壁のシンプルなお宅にはポイントになるはず。と最初は控えめに薄いグレーの柄物をご提案。最終的に深い緑色のタイルになりました。
住まわれる方が満足していただけるようにと、どの住まいも携わらせていただいていますが、同時に打合せの中で想像力を鍛えられ、毎回こちらの引出しをお施主様に増やして貰っていると感じます。