家づくりへの思い
私達一人ひとりにとって、そして私達の住む地域、ひいては国・世界にとって家づくりの与える影響はとてつもなく大きいと私は思います。個人にとって家は人生で一番高く・大きい買い物となります。地域・国・世界にとっても家で使う材料の多さ・大きさのために相当の影響力をもちえます。そして、人にとっては人生で最も長い時間を過ごす場所となるわけです。
ですので、どんな間取りとなるのか、どんな工法でどんな材料を使うのかを一つひとつ理解し、吟味した上で家づくりを進めて欲しいと思っています。それは、家電製品を買うようなカタログから選ぶ買い物とは全く違う、お施主様も家づくりに関わって一緒になって造っていくことではないでしょうか。
家づくりはまさに物語りであると思います。数十年かけて木が育てられる。その木を生かした家の設計をする。その木を生かして製材・乾燥して材木になる。それを加工して家の骨組みとする。工事現場で大工を始めとする多くの職人が関わって施工をする。お施主様が住みながら様々な暮らしの出来事が積み重ねられていく。山から始まった物語がお施主様の手によってそれぞれの家の物語へとつながっていくわけです。
それはまさに、LOHAS(Lifestyle Of Health And Sustainability=健康で持続可能な暮らし方)という社名の通りの家づくりでもあります。それが出来るのも、地元の木を使い、地元の職人の手による丁寧な家づくりだからこそだと思います。お施主様と一緒になって、家づくりのプロセスを山にさかのぼって内容濃く、本物の自然素材を使って職人の手で丁寧に、でも気持ちよく過ごせるようにすっきりとセンス良く、使うほどに愛着が持てて快適で長持ちする住まい。そういう家づくりをしていきたいと思っています。
LOHASの家に住むお客様が、住むほどに心身ともに健康になり。日々の暮らしを楽しみながら、最後まで自分の家で人生を全うできるようにしたい。そんな家と暮らしを富士山周辺により多く広め、未来につながる家作りをしてまいります。
私のオフタイム
気持ちのいい露天風呂に使って、ぼ~っとしている時が何より幸せなひと時です。旅行も大好きで、学生の頃からあちこち出かけてます。大学生の時にしたバックパッカーでのインド放浪の旅が今まで一番思い出深い旅でしょうか。世界遺産巡りが好きです。できれば一生の間に主だったところは見て回りたいと思っています。いつも、暇を作って旅行に行きたいと思いながらも、なかなか休めないのが玉にきずでしょうか。
「一日一生」という言葉のように、ちっぽけな私ですが授かった命を大切に、精一杯やってみたいと思っています。「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」(上杉鷹山)を座右の銘に、行動・努力を積み重ねていきたいです。
代表 寺崎幸治 <略歴>
北海道大学卒業ソニー(株)在職中の海外駐在員時代に循環型の社会作りの必要性を感じ、地元の木を使った家づくりを志す。
富士ひのきを使った家づくりの普及促進をライフワークとして活動中。夢は、富士ひのきを使った家づくりを世界に広めること。